軽鉄工事とは、天井や壁の骨組を作る工事です。
LGS(軽量形鋼)という亜鉛メッキ鋼板で出来た材料を使用しています。
昭和50年以前はすべて木で出来ていて大工さんが工事をおこなっていました。
上記でも述べているように、近年では軽鉄工事は主流となっています。
その理由としていくつかの軽鉄の優れた点があります。
ここでは、軽鉄工事の施工例をいくつかご紹介させていただきます。
スラブにボルトを吊り、野縁受(チャンネル)をかけ、クリップで野縁(Mバー)を固定していきます。あらかた形ができた時点で水平のレベルを調整します。軽鉄に貼るボード等材料によって野縁(Mバー)のピッチが変わります。
最近のマンションでは、角スタットといわれる素材で間仕切りを施工することが多くなりました。施工時間の短縮につながっています。タオルリング、トイレットペーパー、エアコン、つり戸棚等の取り付け位置には、薄い鉄板を補強として入れます。
写真のように、軽鉄下地にプラスターボードを下(捨て)貼りし、その上に岩綿吸音板をのり+タッカーピンで貼ります。照明器具や空調設備の開口補強も同時に行います。ここまでくると部屋として見えてきます。